物流2024年問題関連でトラックドライバーの労働時間制限がされると大変だからと言うことで界隈はよく物色されていたように思う。特になごちょうさんみきまるさん黒岩さんが口を揃えて京浜から京阪神への輸送が1人でできなくなるなら中京に拠点があると良いはずだと言っていたので素直にイナゴで東陽倉庫、トランスシティをバルクで買っていた。少しだけ伊勢湾海運を急落時に拾った。きちんと調べたわけではない。2023年頃だったかな。
名著らしいが読んだことがまだないバリュー投資の本の著者しんさんも拠点とか資産に着目して倉庫買うの良いよねとか同時期にツイートしていて、アルプス物流の高値TOBもあったわけで倉庫はなんか持ってても良いのかなーという気持ちになってた。まだ持ってる。冷蔵倉庫が不足するレポートは見ていたけど、キユーソーはCFが微妙で割安に見えずに買わなかった。資産を見て安いかどうかを判断すべきならCFをみてどうこう言うのは筋が悪い判断だったなと今になって思う。
その他の対策を見てみると、自動物流道路の整備とか連結トラックだとか、パレット利用↑だとか(これは最近ものすごく下落していたが自分が買っていなかったのは、ヒストリカルPBR底値圏のものしか買えないからだった)、下落した位置であまり期待が乗ってないならいいのかな。あまり調べていない。また、船や電車に積み替える方が良いだとかもあるけど、船も電車も積み替えが必要なのでリードタイム延長で好まれないという話はよく出てくる。
内航船は全体的に老朽化が進んでいると聞いていたので、大きな投資などで償却が重くなるとかは有り得そう。一方で内航船は運賃がなかなか上がらず、かといって最近は船の原材料の鉄も高いし、当然船自体も高い。阪神内燃機の決算短信の文章がいつも内航船の近況を記載してくれているので参考にしている。結局イナゴで内航海運も少し保有。
あとは鉄道輸送をしているJR貨物は非上場で買えないけど、鉄道輸送の取扱が多い所を探したら日石輸送とかでも良いのかなと思った。財務的な価値、CFなどは好み。しかし老朽化した車両の話は出ていたからキャッシュリッチだとしても割引いて考えた方が良いのかも。北海道の野菜の生産が悪いと減益になっててあまりそれは想定していなかった。気長に保有している。画像の引用元は鉄道石油輸送の現状と課題 2022年5月19日(木) 日本オイルターミナル株式会社 日本石油輸送株式会社 とタイトルにあるpdfがネットに落ちていたのでそこから引っ張ってきた。引用元のリンクを貼りたかったが、なぜかiPhoneのアプリからURLを貼れなかった。
つまりまあ雑多に概況をみて、なんとなく良さそうなものをバルクで持ってる感じになっている。倉庫に関しては買収されたくなくて還元を強化するか、資産に着目されて買収されるか、あたりがカタリストなのだと思う。